この度、日本代表選手選考方法の改定について、日本フェンシング協会理事会にて決定しましたことをご報告いたします。本改定につきましては、既に公表している選考方法を期間中に改定することであり、フェンシングに関わる皆様に混乱を招いてしまいましたこと深くお詫び申し上げます。
この改定を決定する過程においては、期間中での改定の可否、その改定内容及び候補選手の選考方法等様々な検討事項について慎重に議論を重ねてまいりました。
その結果、2023年4月から始まるパリ五輪の出場権獲得シーズンに向けて、長引くコロナ禍によって試合数等が制限された中でのFIE/FJEランキングだけでなく、コロナ感染症等で戦績を残せなかった選手やアンダーカテゴリーの選手等を含む幅広い選手を強化し、その中から、パリ五輪でメダル獲得を目指せる最強の「TEAM JAPAN」を作り上げるために、ワールドカップ、アジア選手権・世界選手権の派遣に向け、具体的・客観的な評価に基づく基準に改定することとしました。
今回の改定にあたり、より公正な選考を行うために、評価シートを用いて客観的かつ厳正な評価システムを導入することで、より透明性のある選考を行えるように改定いたしました。
改定した選考基準は、以下の3項目になります。
詳細については別途選考基準を更新しますのでご参照ください。
本基準の定着化と1枠でも多い出場権獲得、そしてオリンピックでのメダル獲得を目指し、日本代表一丸となって戦い抜く所存です。
全国のフェンシング関係者の皆様におかれましては、何卒ご理解のほど宜しくお願い致します。
2023年 1月 3日
公益社団法人日本フェンシング協会
① FIEワールドカップA大会・グランプリ大会選考方法について
<派遣候補者>
・ナショナルチーム 6名
・FJEランキング上位 6名(ただしナショナルチームを除く)
・強化本部推薦最大 4名
⇩
合計16名を候補選手とする。
⇩
候補選手の中から最大12名の派遣選手を選出(※ナショナルチーム6名は優先派遣)
※厳正な評価基準により公正な選出を行う
② アジア選手権・世界選手権への選考基準について
2022-2023シーズンのFIEワールドカップA大会・グランプリ大会全8大会中、上位6大会の獲得合計ポイント
③ アジア選手権大会・世界選手権大会の代表選考方法について
<派遣候補者>
・「②」にて記載した対象大会(2022-2023シーズンのFIEワールドカップA大会・グランプリ大会全8大会中、上位6大会の合計ポイント)」の結果によるFIEランキング上位4名及び強化本部推薦3名
⇩
合計7名を候補選手とする。
⇩
候補選手の中から【個人戦2名/団体戦2名+リザーブ1】の派遣選手を選出
・FIE大会全8大会中、上位6大会の合計ポイントからFIEランキング上位2名(優先派遣)
・強化本部推薦2名
・リザーブ1名
※厳正な評価基準により公正な選出を行う
以上
関連ページ:選手選考
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