2020年12月21日
公益社団法人 日本フェンシング協会
強化本部長代行 三野昌俊
強化本部 監督 青木雄介
平素より当協会の活動に格別のご理解とご協力を賜り、深く感謝を申し上げます。
さて、新型コロナウイルス感染症に対する強い懸念が世界的に広がり、国内外の競技大会が中止となる中、春先以降一時ナショナル・チームの練習も中止しておりました。6月初旬よりガイドラインに基づき慎重に練習を再開しましたが、選手間感染や練習場の汚染を防ぐとともに選手の健康状態の把握に努めて参りました。
この様な対応下、本日12月21日、選手1名について新型コロナウイルスの陽性反応が確認されました。当該選手は特段の症状はありませんでしたが、合宿参加後練習再開の手続きとして本日検査を受けたところ、陽性が確認され、現状、自宅隔離の措置を取っております。尚、その他の選手・コーチ等同合宿参加者にも検査を実施しましたが、陽性反応が出た者は確認されませんでした。
今回の当該選手のコロナ陽性確認を受けて、本協会強化本部と致しまして以下の対応を致します。
・当該選手については、保健所の指示に従い対応する。
・当該選手が所属する種目の選手・コーチ等については、既に検査により陰性となっており特段の懸念はない状況であるが、保健所の指示があるまではJSCが運営するハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)の利用は控える。
・また、上記経緯に鑑み、HPSC内の関係施設については、特に本件に関係したコロナウイルスによる汚染の懸念はない状況であり、その他の種目については通常通りの練習とする。
その他のナショナル・チームの選手・コーチ等につきましては、現状では特に異常は認められない状況ですが、本会が定めているガイドラインに基づき、これまで通り毎日の検温、利用後の消毒、行動範囲の記録を行うと共に、体調について引き続き、強化本部に毎日報告することを求めております。
これからも、JSC、JOC、JPCと連携の下、新型コロナウイルス被害拡大の抑止を最優先として対応に努めて参ります。感染拡大防止に向けてご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願いを申し上げます。
以上
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