2020年11月20日
公益社団法人 日本フェンシング協会
強化本部長代行 三野昌俊
強化本部 監督 青木雄介
平素より当協会の活動に格別のご理解とご協力を賜り、深く感謝を申し上げます。
さて、新型コロナウイルス感染症に対する強い懸念が世界的に広がり、国内外の競技大会が中止となる中、春先以降一時ナショナル・チームの練習も中止しておりました。6月初旬よりガイドラインに基づき慎重に練習を再開しましたが、選手間感染や練習場の汚染を防ぐとともに選手の健康状態の把握に努めて参りました。
この様な対応下、本日11月20日、選手1名について新型コロナウイルスの陽性反応が確認されました。同選手は11月19日に発熱等の症状が確認されたことから、同日PCR検査を受けたところ、本日感染が確認されたものです。
尚、11月19日、同選手は発熱等の症状が確認されたことから、JSCが運営するハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)には来場せず、医療機関でPCR検査を受け自宅隔離の措置を取っております。
また、今回の同選手のコロナ陽性確認を受けて、本協会強化本部と致しまして以下の対応を致します。
・保健所の指示に従い、濃厚接触者と認められる者がいた場合にはPCR等の検査を実施する。
・当該選手が所属する種目の選手・コーチ等については、本日より一定期間練習を停止し、自宅待機とする。また、その他接触のあったスタッフについては、保健所の指導に基づき、当協会医学委員会とも相談し対応を行う。
・HPSC内のフェンシング関係施設については、既に消毒等の措置を実施しているが、保健所の指導に基づき、必要な消毒を再度実施する。
・これらの作業により安全が確認された後に、他種目の練習再開を予定しているが、そのスケジュールについては別途連絡する。
その他のナショナル・チームの選手・コーチ等につきましては、現状では特に異常は認められない状況ですが、本会が定めているガイドラインに基づき、これまで通り毎日の検温、利用後の消毒、行動範囲の記録を行うと共に、体調について引き続き、強化本部に毎日報告することを求めております。
これからも、JSC、JOC、JPCと連携の下、新型コロナウイルス被害拡大の抑止を最優先として対応に努めて参ります。感染拡大防止に向けてご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願いを申し上げます。
以上
Gold Partners
Official Partners
Official Suppliers
PR Partners
Partnership Establishment
Partners
法人会員