会長就任のご挨拶
この度、日本フェンシング協会の会長に就任いたしました。
星野正史前会長から会長に推薦されたときは、私のような若輩者に果たして会長職が務まるのだろうかと迷いはありましたが、すべてのフェンサーたちのために、現役生活を終えて間もない私にこそできることがあるのではないかと考え、会長職をお引き受けすることにしました。
既に、新聞等で報道されているように、会長として、強化にのみ偏らないバランスのとれた協会運営を目指していきたいと考えております。具体的には、(1)フェンシングというスポーツを通じて、健康や喜びを社会に還元していくこと、(2)フェンシングを広く普及させ、現在の6000人弱のフェンシングの登録者数を5万人に増やすこと、(3)東京オリンピックを成功させること、これは、メダルを目指すことだけでなく、オリンピック後に日本の社会にフェンシングを根付かせることにもつなげていきたい。そして、(4)財政基盤の安定があります。我々には、忘れてはならない過去の失敗もあります。日々鍛錬している選手たちのために少しでも経済的支援をしていくことは当然として、それを支える協会の体制を安定させることなくして、選手への支援はありえません。
当協会をこれまで運営してこられた星野前会長を初めとする諸先輩方の努力を礎にしつつ、これから、私らしく慎重に、しかし大胆に、協会運営を推し進めていきたいと思っております。フェンシングが日本のスポーツの成功例となっていけるように、皆様方のご支援を受けつつ精一杯頑張ってまいりますので、今後ともご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
公益社団法人 日本フェンシング協会
会長 太田 雄貴
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