2020年3月19日
公益社団法人 日本フェンシング協会
強化本部長　福田佑輔

ナショナル・チームの新型コロナウイルス対応について

　平素より当協会の活動に格別のご理解とご協力を賜り、深く感謝を申し上げます。

　新型コロナウイルス感染症に対する強い懸念が世界的に広がる中、既報の通り、国際フェンシング連盟（F I E）は、3月12日に当該期日以降の３０日間の大会実施を停止し、その期間に予定されていたワールドカップ・グランプリ大会の実施延期を発表致しました。
これを受けて、競技大会参加のため海外に遠征に出ていた男女各種目のナショナル・チームは、順次日本に帰国致しました。現状では、選手・コーチ等全員が帰国している状況です。

　ナショナル・チームの対応と致しましては、以下の通りとしております。
・帰国後2週間の自宅待機
・HPSC（国立科学スポーツセンター、ナショナルト・レーニング・センター）への入館2週間禁止
・選手は毎日コーチに体調を報告
この措置により、不慮の選手間感染や練習場の汚染を防ぐとともに、渡航していた選手の健康状態の把握に努める方針です。ナショナル・チームの健康管理並びに感染拡大防止に向けてご理解とご協力を賜ります様、心よりお願いを申し上げます。

　尚、今後の競技日程および東京オリンピック出場選手選考等につきましては、国際フェンシング連盟から発表があり次第、随時ご連絡をさせていただきます。

以上

※PDF版：ナショナル・チームの新型コロナウイルス対応について